2012年8月29日水曜日

籠の蛹


I depend on your existence

理性を千切った貴方の所為
憂き世に咲いた花は枯れる
素肌に焼き付き剥がれぬ感覚
吐息混じりの言葉覚えてる?

その優しき嘘に今なら溶け込める
曖昧に乱すのならバラバラにして

紅引く度心を隠し廓に散る
髪をなぞる残り香に浅き夢を見る
ゆらりゆらり揺られながら
手を伸ばせば届きそうな あの空が今は遠く
ただ…涙零れそう

手繰り糸を結び忘れ解けた情念
蛹のままでは籠から飛べず
落日に染まる憂鬱をまた喉に残して

紅引く度心を殺し晩秋の闇へ

触れる事さえ二度と叶わぬ意味をその時にはまだ
上の空を泳ぐ目に貴方が今も消えてくれないから

飼われた夜は痛哭さえ許してくれない
此処は無慈悲な欲の巣
さよならさえ濁す口に何も望まないけど

此処に在る記憶まで連れて逝かないで
廓に散る性に現在も明日を見出せないまま
ただ残り香を辿り 彷徨う一人籠の中で…
貴方が消えない

I depend on your existence
我依賴著你存在

理性被撕裂是因為你
在亂世中綻放的花枯萎了
被燒裂的肌膚卻感覺無法剝落
混雜嘆息的言語你記得嗎?

那個溫柔的謊言現在融化了
曖昧地被弄亂而分散

將數次引導至鮮紅色的心隱蔽,在妓館區裡散落
描繪著毛髮的餘香中看見微薄的夢
搖擺著搖擺的同時
將手伸出去好像能傳達到一樣 那個天空現在還是很遙遠
只是…淚水快要潰堤了

將用雙手操縱的線打結,卻忘記解開的情念
蛹就這樣從籠中飛出去
染上夕陽的憂鬱又再次殘留在喉嚨上

將數次引導至鮮紅色的心抹殺,往秋末的黑闇去

就連碰觸的事也無法在那時再次實現的意義
因為心不在焉漂游的雙眼裡,你至今還是沒有消失

被飼養的夜晚裡連痛哭也不被允許
這裡是冷酷無情的慾望之巢
雖然連告別混濁的口中裡什麼都沒有期望過

在這裡的記憶請都帶走不要消逝
妓館區散落的性慾裡依然找不到當下和未來
只是追尋著餘香 獨自徬徨在籠中裡…
無法消失的你

我依賴著你存在


描述妓女的歌,將自己形容成無法成碟的蛹,只能在籠中裡痛苦著


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