2011年6月18日土曜日

THE MARROW OF A BONE - 艶かしき安息、躊躇いに微笑み




手の届かない透き通る闇 指の隙間から
覗き込んだこの世界に 千切れてゆく赤

細い腕が綺麗な君の嘘
雨に濡れ、たたずんだ希望も嘘?
朽ち果ての夢で廻るハルカカナタ
滲む空はただただ 暮れる

薄れてゆく存在さえ 遅れてゆくまま
無駄に泣いた事に今も 気が付けないまま

ただ怖い風鈴、闇を裂き
生暖かい風と息を殺し
朽ち果ての夢で廻るハルカカナタ
滲む空はただただ…

昨日までの夜を振り返れば
もう…もう二度と…光は消え…叶わない…もう二度と…

もう誰も…全て消えろ
叫び生きて耐え抜いた痛みと
闇の向こう鈴の元へ

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