2011年6月19日日曜日

DISORDER - 東京心中


「父さん、母さん。私、あの人と東京で暮らす事にしました。
馬鹿な事だとは十分解ってます。
私だってもう子供じゃありません。自分で考えれます。
ごめんなさい。最後のわがまま許してください・・・」

愛する人が今の私の全てです
貴方がいるから私が私でいられるの
あの日貴方から渡された東京行きの切符と
打ち明けてくれた、将来と夢は
「この街を出て東京で一緒にくらしてくれないか?」
私は少し戸惑いながらも嬉しかった
不安なんて少しもなかった 愛する人が一緒ですから
辛い時や寂しい時も多少あるでしょうが
頼る家族も捨ててきました 馬鹿な甘えや未練も全部
貴方との新しい人生と夢の為に
貧しさが身に染み渡る だけど貴方が居るから
帰りを待つ時間さえも幸せで溢れてる
心を込めて作った貴方が好きな料理
喜ぶ顔が早く見たい… 見たいです

「東京の生活にも慣れてきました。
あの人は毎日夜遅くまでお仕事がんばってます。
そのせいでしょうか、最近元気が無い様に思えます。
私が聞いても、ただくたびれた笑顔を見せるだけで
答えてくれません。心配で仕方ないです。」

「ただいま。」

とても優しい貴方の声
辛い時はいつも二人で支え合った
どんなに不幸でも二人なら大丈夫だった
愛が冷めた訳じゃない ただお互いの気持ちが
そっぽを向いてただけ
初めて貴方が泣いてた 社会に破れた夜
何て声をかけたらいいか…教えて
夢の為に無くした幸せな家庭は
前を向けずただ悔しくて泣いている
貧しさが身に染みる 二人は手を取って
季節はずれの線香花火を見つめてる
この火種が落ちて 未練が無くなったら
目を閉じて極寒の海へ… 二人で。
繋いだ手がほどけて 無になる私と貴方。

「貴方と過ごした十三ヶ月間。本当に色々ありましたね。
一緒にいたからよく解ります。頑張り過ぎてつかれたでしょ?
もう大丈夫 私ずっと一緒にいるから。ごめんね父さん、母さん。
あたしこの人無しじゃ生きて行けない。心配させてごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい・・・」
「爸爸、媽媽,我決定和那個人一起到東京生活了。
雖然對你們來說是件很蠢的事。
但我已經不是小孩子了,我有自己的考量。
對不起,請原諒我最後的任性…」

我所愛的人現在是我的一切
因為有你在我才能好好地活著
那天你給我的那張往東京的車票
坦白地地說了,未來和夢想
「願意離開這城市跟我一起到東京生活嗎?」
我還有些困惑卻非常地高興
就算連少些不安都沒有,但能跟所愛的人在一起
或許多少總有辛苦與寂寞的時候
捨棄了依賴的家人,也包括了愚笨的撒嬌和依戀
都是為了跟你展開新的人生與夢想
雖然一身貧窮,但因為有你在我身邊
就連等待你回來的時間也都充滿幸福
用了很多的心意做出你最愛吃的料理
好想看到你高興的表情…好想看

「已經適應東京的生活了。
那個人每天都努力工作到很晚很晚。
大概是因為這樣,最近總覺得他看起來很沒精神。
就算問了他,卻只是回個充滿疲倦的笑容
都不肯回答我。我非常地擔心。」

「我回來了。」

充滿溫柔的聲音
在艱苦的時候總是支撐著我們
無論多麼不幸,只要我們在一起的話沒問題了
愛不是變冷淡了,只是彼此的心意
只是沒把臉轉向別處
第一次看見你哭泣,就在沒了工作的夜晚
要怎麼安慰你才好呢…告訴我
為了夢想而失去的幸福家庭
無法往前邁進,只能悔恨地哭泣
一身貧窮的兩人緊握著手
凝視著不合季節的仙女棒
等到火種落下,一切迷戀都結束之後
閉上雙眼走向極寒的海中…我們兩人
牽著的手緩緩鬆開,沒入虛無之中的我與你

「跟你在一起的十三個月間,真的發生了很多事情呢。
一直在一起所以非常了解,因為太認真努力而累了吧?
已經沒關係了,我會一直跟你在一起。爸爸、媽媽,對不起。
如果失去他我就沒辦法活下去了,讓你們擔心真的很對不起。
對不起…對不起…」

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