2011年6月20日月曜日

待ちぼうけの公園で…


夕陽に沈むあの公園で 僕の名前を呼ぶ君の声
遅れてゴメンその一言さえ 届きません 届きません

待ち続けてる君の横顔を 日が暮れるまでずっと眺めてた
さよならさえ言えなかった さよならさえ言えなかった 嗚呼…

出来る事なら僕を忘れて 「淋しいけれどすぐに馴れるよ。」
最後にもう一度だけ抱きしめたい 「その気持ちさえも届きません。」

九月終わりの風が切なく 「どうしようもなく愛しくて。」
一秒でもいいほんの少しだけ 神様願いを叶えて…

焼きただれた写真の二人は 二度と帰らぬ想い出と変わる
やがて君は運命の人と 呼べる日まで涙は隠すよ

君は君はこの僕の事 ずっとずっと忘れはしないと
あの大きな秋桜[サクラ]の木の下で
ずっとずっと君は泣いていた。

一人ぼっちがただ恐かった
泣いてる君を見ていれなかった
僕はここにいる ここにいるよ!
だから淋しがる事はないよ

夕陽に沈むあの公園で 僕の名前を呼ぶ君の声
愛していますその一言が届きません 届きません…

セピア色の無言の写真は
あの日と同じ笑顔を残して
とても小さくかすれてた声も
想いふけては涙が止まらず

「君は…」この僕の事 ずっとずっと忘れはしないと
あの大きな秋桜[サクラ]の木の下で
ずっとずっと君は泣いていた。

君は君はあの頃のまま 何も何も変わる事も無く
あの大きな秋桜[サクラ]の木の下で
ずっとずっと僕を待っていた。

思い出詰まったアルバムに 何度も何度も呟いて
泣きつかれて眠る 君を見ていました。

大きな秋桜[サクラ]の木の下に
想い出いっぱい詰め込んで
僕の帰りを待つ君を眺めていた… 嗚呼…

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